前回はエホバの証人2世の特に女性についての苦悩を説明しましたが、
■ ”エホバの証人”の2世女子の生き方は、2つしかない。 ~その絶望と苦悩~
http://goodbye-jw.blogspot.jp/2017/04/blog-post_12.html今度は男女関係なく、
JW2世、つまりエホバの証人2世であるだけで、死にたくなる理由
についてまとめてみたいと思います。
1世信者というのは、それがいかなる形であれ、「救いがある」という厳然たる大きなメリットがあります。
何か彼、彼女なりの苦しみがあって、それが信仰に触れることで「救われる」「楽になる」「希望が生まれる」という良いことがあるので、信者になってゆくわけです。
ところが、その信仰が前提であって、それ以外は「この世のもの、サタンの誘惑である」とするエホバの証人の教義からすれば、子供たちの生活は以下のようになるのです。
■ この世のお友達を作ってはダメ。
■ 誕生日や何か神以外を祝ったり記念する行事はダメ。校歌も歌っちゃダメ。
■ 剣道武道をはじめ、争いシーンのあるテレビや漫画はダメ。
■ 娯楽禁止。
■ タバコ・過度のお酒などの薬物的なものはダメ。
■ 自慰なんてもってのほか。
■ 自由恋愛禁止。
■ 高等教育はダメ。
■ 仕事に励んだらダメ。 奉仕しなさい。
■ 親の言うことと、聖書に書いてあることは絶対。歯向かったら滅びですよ。
■ 悪いことをしたり、言いつけを守らないと、鞭でしばきますよ。
そして、2世のこどもたちの視点で見ると、上記のような禁欲生活が
「これが永遠に続く世界がやってきます(はあと)」
なわけで、
そんなもんが永遠に続くのやったら、地獄やないかーーーーーー!!!!
という気持ちになるわけですね。
まるで、どこかの北のほうの国もびっくりな軟禁条例が続き、あまつさえ、反抗するとムチ打ちの刑なわけですから、
この世の地獄
以外の何者でもありません。
いっそ殺してくれ!いっそ死んでしまいたいわ!
と普通の子供ならなります。
※ちなみに、このブログの筆者は、どちらかというと真面目な神の僕だったので、あまりそこに反抗心は抱きませんでしたが、のちに神そのものに背くことを画策しはじめるのでした。ぐはははは。
というわけで、客観的に見れば見るほど、
1世信者の立ち位置と2世信者の立ち位置が大きく異なる
変な宗教だということがわかると思います。
これは大変によろしくない!
まさにこの世のマーケティング的経済理論によれば、「世代が変わって、新しい世代の顧客になんのメリットもない商品なんて、売れるわけがない」ということになりますよね。
そう、つまり「2世信者が受け取って嬉しいと思える、信仰的メリットがない」ことは、この宗教の
本質的な問題点であり、崩壊への自爆装置
であるということなんです。
ということは何が起きるのか。
すごく簡単です。団塊の世代以降、80年代に勢力を伸ばしたこの宗教ですが、2世から3世へと移行する期間に、
かならず信者数が激減し、金銭的にも体制が苦しくなる
ことは必定です。つまり、ハルマゲドンの前に、エホバの証人という体制そのものが、滅びを迎えるわけです。
というわけで、今のうちから、
「エホバ難民」
となる信者の方を、きちんとこの世に戻すべく、受け入れ態勢を整える必要があります。
その準備が、大切ですね。
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